Simcyp コンソーシアム

現在 Certara UK Limited の事業部門である Simcyp は、英国シェフィールド大学のスピンアウト企業として、Geoff Tucker 教授と Amin Rostami-Hodjegan 教授によって 2001 年に Simcyp Limited という名称で設立されました。Simcyp は Certara によって 2012 年に買収され、2018 年 に Certara UK (Simcyp 部門) へと社名変更して以降ダイナミックな成長を続けています。

顕著な発展を続けている Simcyp 部門は、現在 130 名超の従業員が所属し、その中には 80 名を超える科学者、ソフトウェア開発者、事務およびサポートスタッフが在籍しています。

シェフィールドという素晴らしい都市を本拠とする Simcyp 部門は、メインオフィスを市中心部の豪華な Digital Campus に構えていますが、この場所は主要な交通機関の便に恵まれた理想的な立地と言えます。部門が入居している Acero ビルディングは、近年シェフィールドのテクノロジーハブとなっています。

 

Simcyp 部門はアカデミアと緊密な協力体制を構築しており、同部門のサイエンスチームは国際的に高く評価される最先端の研究開発を行っています。チームはその蓄積された豊かな専門知識を駆使し、ハイレベルな科学研究、ソフトウェア開発、カスタムメイドのコンサルティングサービスの提供、全世界での教育プログラムの開催にも取り組んでいます。

Simcyp コンソーシアム

Simcyp コンソーシアムは生理学的薬物動態(PBPK)およびメカニスティックモデリングの共同研究拠点として2001年に設立されました。現在までに、グローバルの大手製薬企業上位10社を含む36社の医薬品関連組織が Simcyp コンソーシアムに会員として加盟しています。コンソーシアムの目的は、最先端のソフトウェアシミュレーションプラットフォームを開発することで、複雑なサイエンスをリアルワールドにおいて使いやすいフォーマットとして示すテクノロジーを提供することです。Simcyp コンソーシアムは、Simcyp Population-based Simulator の科学的な発展に有益なガイダンスを提供し、当ソフトウェア が引き続き業界のニーズを満たしさらなる進化を続けるよう支援を行っています。

製品およびサービス

Simcyp Simulator – Simcyp Population-based Simulator ソフトウェアプラットフォームは、仮想集団における薬物動態学 / 薬力学のモデリング&シミュレーションによて、医薬品開発を合理化します。当ソフトウェアは、民族や病態、または臓器障害や悪性腫瘍患者集団のような高リスク患者集団などに基づく、仮想的な患者で構成された集団を生成します。これらの仮想集団における薬物動態のシミュレーションを実施することで、新薬開発をより合理化することが可能になります。

Simcyp Simulator は、世界各国の大手製薬企業の大半に導入されており、患者集団における薬物間相互作用の予測や薬物動態アウトカムの予測に対応した最高性能のプラットフォームとして業界内で高い評価を獲得しています。Simcyp Simulator は三種類の方法で利用することができます。製薬企業の場合は Simcyp コンソーシアムの会員となること、中小規模の製薬企業 (従業員 500 人未満) の場合はクラウドベースのライセンス形態である Simcyp Access の利用を申請すること、アカデミックユーザーの場合は Simcyp Simulator の非営利目的での使用を申請することでそれぞれご利用いただけます。

Simcyp Pediatric – Simcyp Paediatric Simulator は、幼児、新生児および小児における薬物動態のモデリング&シミュレーションを支援します。Simcyp Pediatric を通して、小児集団における臨床試験の初回投与量の決定や試験デザインに関連する貴重な情報の獲得が実現されます。

Simcyp In Vitro Analysis (SIVA) Toolkit– SIVA Toolkit は、医薬品の代謝、輸送および溶出および溶解度の評価を目的として実施される、全細胞、組織サンプルおよび固形製剤などの複雑な in vitro 試験の解析を支援するために設計された、ユーザーフレンドリーなプラットフォームです。SIVA は、最新のモデルに基づくデータ解析手法を、最先端の統計分野で採用される高性能の最適化アルゴリズムと組み合わせるアプローチを用いています。

Quantitative Systems Pharmacology Initiative – QSP は、疾患生物学における知見を深め、標的選択の精度を向上させ、臨床試験における医薬品の安全性および有効性を確立する有益な科学的手法として、業界および世界の規制当局の間で広く認識されています。大きな成功をおさめた Simcyp ® Consortium をモデルとして、2 つの QSP コンソーシアムが大手製薬企業の協力の下で設立されました。コンソーシアムは Immunogenicity Simulator および Immuno-oncology Simulator の各プラットフォームの開発を目的としており、参加メンバーは前競争的な環境で共同研究を進め、当該の領域における開発を推進することが期待されます。

Quantitative Systems Toxicology and Safety Initiative – この新しい QSTS イニシアティブは、医薬品毒性の機序の決定要因の理解と QSTS 予測ソフトウェアツールの開発を重点的に推進するため設立されました。この包括的な取り組みの下で、Simcyp のモデリング&シミュレーションおよびソフトウェア開発における高い専門性を活かして、医薬品の有効性・安全性、さらには治療指数を同時に評価する包括的かつ定量的な手法が生まれることが期待されます。

コンサルティングサービス

Simcyp は、薬物の ADME (吸収、分布、代謝、排泄) とPK/PD データ解析・解釈のあらゆる局面に対応するコンサルティングサービスも提供しています。Simcyp のコンサルティング部門に所属するサイエンティストは、顧客によって提供されるデータに基づき、生理学に基づく薬物動態 (PBPK) モデルに関する助言を行うだけでなく、独自の分析、解釈および報告書を提供します。資源と時間に制約のある、またはSimcyp Simulator を導入する必要性の低い企業にとって理想的なサービスと言えます。

ワークショップおよびオンサイト教育

Simcyp は、モデルを活かした医薬品開発における多様なトピックに関するハンズオンワークショップを提供しています。5日間のフルワークショップでは、メカニズムに基づく薬物動態の予測とPK/PD モデリングに患者集団における変動要因を統合させる手法を取り扱います。また 2 日間の集中ワークショップでは、モデルを活かした医薬品開発における特定のトピックを詳細に議論します。

Simcyp オンサイト 教育プログラムでは、現地にて顧客独自の要望に対応したソフトウェアトレーニングのセッションを受講することができます。このプログラムでは、小規模の参加者グループを対象とした特定のテーマに関するトレーニングやサポートだけでなく、独自のご要望に応じたワークショップスタイルのセッションをより大規模に実施することもできます。

Simcyp の将来

Simcyp 部門は成長を続けており、最先端のソフトウェアプラットフォームの開発が求められる科学分野への事業拡大の可能性を常に探求しています。モデルを活かした医薬品開発、レギュラトリーサイエンス、マーケットアクセス、リアルワールド・エビデンス & アクセスサービスの世界的なリーダーである Certara の事業部門として、Simcyp は今後も誇りをもって自部門の事業に取り組んでいきます。

採用情報

Certara および Simcyp 部門は、当社とビジョンを共有する有能な人材を常に求めています。以下のリンクから、最新の採用情報をご覧ください。
https://workforcenow.adp.com/mascsr/default/mdf/recruitment/recruitment.html?cid=d788c564-ca89-4bf9-b894-fc6cd9ab8d80&ccId=20762591_281&type=MP&lang=en_US

お問い合わせ

Certara UK Limited, Simcyp Division

Level 2 – Acero

1 Concourse Way

Sheffield

S1 2BJ, UK

電話番号:+44 (0) 114 460 0200

 

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