Translate pre-clinical data to FIH dosing and determine IVIVE with confidence
Simcyp Animal is a whole-body PBPK/PD modeling platform for rat, dog, monkey, and mouse. It is based on the Simcyp Human Simulator with simplified interfaces and well-validated models. Simcyp Animalを用いたシミュレーションによって、重要なデータ要件の同定を支援し、実施する実験のデザインに関わる知見を提供します。It can also increase confidence in in vitro-in vivo extrapolation (IVIVE) before moving to human simulations.
- Model and verify pre-clinical species data to confirm assumptions prior to making FIH predictions
- Prediction of dose for desired plasma and tissue concentration – time profiles in animals and humans
- Simulate exposure for different formulations and routes of administration
- Assess pharmacokinetic – pharmacodynamics relationships
- Evaluate the effect of food on oral drug absorption and pharmacokinetics
- 血漿・組織・器官における濃度-時間プロファイルを予測
- 1次代謝産物の生成および動態を評価
Replace, reduce, and refine animal studies with in silico modeling
Simcyp Animal作用機序モデルは、in vitro実験がin vivoプロセスを正確に反映していない可能性がある場合、そうした状況に関する知見を科学者に提供することにより、吸収、分布、代謝、排泄(ADME)といった薬物の処理過程全体にわたるメカニズムに基づく精査をサポートします。このモデルを使用すれば、トランスレーショナ ル・医薬品パッケージの一環として、複数の種にわたる「what if」の課題に対応することができます。Simcyp Animalは、試験時の動物に対する倫理的使用の改善に向けた基本原則となる「3つのR(3R)」に準拠しています。
- 確度の向上: Simcyp Animal Simulatorは、 Simcyp Human Simulatorと併用した場合、動物の生理学に基づく薬物動態(physiologically-based pharmacokinetic、PBPK)/ 薬力学(pharmacodynamic、PD)の外挿を用いて、ヒトの薬物動態(pharmacokinetics、PK)/PDの予測が可能となるため、アロメトリックスケーリング手法に完全に依存する必要がなくなります。
- 時間を削減:化合物のインポートおよびバッチ処理機能により、多数の化合物を迅速にスクリーニングし、感度解析をハイスループットの設定で実行することが可能になります。
- 倫理的な要件に対応:Simcyp Animalは動物のin vivo試験を改良、代替、および削減する倫理的義務への対応を支援します。
- 費用を削減: 遺伝的に改変された仮想のマウスシミュレーターにより、薬物代謝酵素およびトランスポーターを制御する特定の遺伝子の追加または除外が薬物のADME特性に及ぼす影響を評価することができます。
Key features and functionality of Simcyp Animal
- 前臨床の生物種のモデリングとin vitroデータにより、ヒトへの予測を実施する前に仮説を確認
- 多様な剤形と投与経路の曝露についてシミュレーションを実行
- 独自のメカニズムに基づく膜透過性(Mech Peff)モデルにより、生物種の腸管における生理学的な差異によって生じる薬物の経口吸収の差異を評価
- 例えば、仮想のヒト化キメラや遺伝的に修正されたマウスモデルなどを用いて、薬物の薬物動態( pharmacokinetics、PK)/薬力学( pharmacodynamics、PD)を予測
- イヌとサルの生理学的変動性によって生じる、被験対象間のPK-PDのバラツキを評価
- Simcyp Monkeyを用いた、治療用タンパク質やモノクロナール抗体のPKの予測
- 新規薬物の分子について確信に満ちた予測が可能となるよう、立証済の関連作用薬に関する文献データ(査読付き)を用いて、実行済のモデルから得た予測を検証
- 透明性に優れたアルゴリズムおよび方法論へのアクセス、さらにグラフィックインターフェースを通じた容易に理解可能なデータの視覚化
- 前臨床の生物種とヒトとの生理学・生体構造上の差異、代謝酵素とトランスポーター、血漿中タンパク質濃度の差異を把握した、生物種間のトランスレーション
Our FDA Cooperative Research and Development Agreement CRADA
米国FDAの動物薬センターと共同で実施している現在進行中のCRADA(2012 年に開始)は、Simcyp Dog Simulatorを活用して、動物の医薬品開発とイヌ用動物薬の安全性・有効性の改善評価の合理化を目指しています。
この共同研究では、外因性因子と内因性因子が薬物動態に与える影響を、さまざまな犬種での薬物曝露における剤形および食物の影響といった因子と組み合わせて、または独立した条件下で評価します。
この共同研究では、動物安全性試験や臨床フィールド試験のデザイン・解釈に伴う課題を解消するために、薬物動態の原理の使用を推進しています。モデルに基づく予測から得た知識を安全性・有効性試験からのデータと統合して使用することにより、医薬品表示の策定が可能となります。