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サターラ、科学情報プラットフォームD360にA.I.機能を搭載

新しいディープラーニング機能が、特性の優先順位付け、新規構造の設計、文献に基いたデータと洞察を提供

ニュージャージー州プリンストン3月 9日 :バイオシミュレーションのグローバルリーダーであるサターラ(Nasdaq:CERT) は科学情報学ソフトウェアプラットフォームのD360にディープラーニング機能を搭載したことを発表しました。A.I.機能が加わることで、創薬科学者は複数の構造化・非構造化データソースを統合し、低分子化合物や生物学的製剤に関連する内容の予測や分析を大幅に強化し、信頼性の高い意思決定を迅速に行えるようになります。

高度なディープラーニング分析を備えたD360の今後の展開には以下が含まれます:

  • Automated Property Prediction – 公開および独自の化学構造と生物学的データで訓練された予測ディープラーニングモデルは、物質の優先順位付けを改善する定量的または分類的予測を提供
  • Novel Structure Generation – D360のディープラーニング・モデルは、発見科学者による評価のために化学構造のアイデアを作成し、最適化。予測モデルと組み合わせることで、ユーザーは新たに生成された化学物質を既存の製品化合物とともに評価し、プロジェクトの目標に関連するケモタイプの範囲を広げる。
  • Access to Unstructured Data – 従来、D360はデータベースやウェブサービスなどの構造化されたソースから洞察を提供。大規模言語モデルの追加により、ユーザーは文献ベースのコンテンツからデータを検索・抽出できるようになり、研究の意思決定に役立つ洞察へのアクセスが拡大。

新しいD360 A.I.機能は、サターラが買収したVyasaが提供する、高度なデータファブリックとディープラーニングプラットフォームに基づいています。Vyasa Layarと関連アプリケーションは、データファブリックのコンテキスト内で分析機能を提供する実証済みのディープラーニングプラットフォームです。

「CertaraのA.I責任者であり、Vyasaの前CEOであるChristopher Bouton博士は、「Certaraの一員となって間もなく、ディープラーニングを活用した分析をD360で提供できることを嬉しく思います。」と語りました。

「当社の顧客は、創薬初期のパイプラインにおいてデータに裏打ちされた意思決定を行うために必要な知見を提供するD360に信頼を寄せています。これらのモデルをD360に適用することで、ユーザーはこれらの機能を拡張し、自信を持って意思決定を加速するために必要なツールを手に入れることができます。最初のアップデートとしてプロパティー予測モデルに勢いが出てきており、今後もD360のディープラーニングの分析モデルを追加していく予定です」とソフトウェア部門PresidentのLeif E. Pedersenは述べました。

サターラは、2023年3月 9-10日に開催される Lab of the Future Congress(ブース番号28) にて詳細をご紹介する予定です。

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D360について

D360は、低分子化合物や生物製剤の創薬および前臨床試験のトランスレーションにおいて、 6,000 名を超える創薬研究者により世界中で使用されている科学情報ソフトウェアです。D360は、標準的なデータ検索プラットフォームを超える最先端の機能を提供するツールキットやアドオンを搭載しています。単一のデータソースからのデータアクセスを必要とする小規模なバイオテクノロジー企業からデータ統合のより包括的なエンタープライズソリューションを必要とする大規模なグローバル製薬企業まで様々な企業に導入されてきました。

Certara(サターラ)について

サターラは、独自のバイオシミュレーションソフトウェア、技術、サービスを用いて医薬品開発を加速し、従来の創薬・医薬品開発を変革します。製薬、教育機関、規制当局のお客様 2,000人以上、6262ヵ国にてサターラの技術やサービスが活用されています。

投資家の皆様:

David Deuchler
Gilmartin Group
ir@certara.com

報道機関の皆様:

赤津笑美 emi.akatsu@certara.com
サターラ合同会社
daniel.yunger@kekstcnc.com

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